玄人がこだわる設定箇所・ホワイトバランス

基礎知識

カメラを始めたばかりの方は、ホワイトバランスについてよくわからないという方も多いのではないでしょうか?

ホワイトバランスとは、カメラが撮影した画像の色を正確に再現するための機能です。ホワイトバランスを正しく設定することで、色かぶりや色ムラを抑え、より自然で美しい写真を撮影することができます。

本記事では、ホワイトバランスの基礎知識について解説します。ホワイトバランスの種類や設定方法、オート設定のメリットなどをわかりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

改めて「ホワイトバランス」とは写真の色補正の機能のご紹介!

カメラは、光の色を正確に認識することができないため、撮影した画像の色は、撮影時の光の色によって変化します。例えば、太陽光で撮影した画像は、暖色系の色合いになり、蛍光灯で撮影した画像は、青色系の色合いになります。
数値で見るとその違いが分かりやすいので、撮影したデータをPCに取り込んでLightroomで確認してみてください。

後日Lightroomの使い方のご案内をします。

◇◆ホワイトバランスの種類◆◇
大きく分けて「オート」「マニュアル」「プリセット」の3種類があります。

○オート設定
カメラが自動でホワイトバランスを設定してくれる機能です。最も簡単な設定方法であり、初心者の方でも簡単に使うことができます。ただし、撮影時の光の色によっては、色かぶりや色ムラが発生する場合があります。屋外と屋内では色温度が違います。

○マニュアル設定
撮影者が自分でホワイトバランスを設定できる機能です。オート設定では色かぶりや色ムラが発生する場合でも、マニュアル設定で正確に色を再現することができます。ただし、マニュアル設定は、ホワイトバランスの種類や色温度などを理解していなければ、正しく設定することが難しいというデメリットがあります。

○プリセット設定
あらかじめ定められたホワイトバランスを設定できる機能です。オート設定では色かぶりや色ムラが発生する場合でも、プリセット設定で適切なホワイトバランスを選択することで、色を正確に再現することができます。ただし、プリセット設定では、撮影時の光の色の変化に対応できないというデメリットがあります。

◇◆ホワイトバランスのオート設定のメリット◆◇
ホワイトバランスのオート設定には、以下のようなメリットがあります。

・簡単に使える
・撮影に集中できる
・色かぶりや色ムラの心配が少ない

ただし、デメリットとして撮影時の光の色によっては、色かぶりや色ムラが発生する場合があります。それを全てひっくるめても、ホワイトバランスは自身で操作せずオートのままでも問題ありません。色に違和感があってもそれも、編集で補えます。

◇◆ホワイトバランスの設定方法◆◇
一般的には、カメラの設定メニューからホワイトバランスの設定項目を探し、オート、マニュアル、プリセットのいずれかを選択します。

○オート設定の設定方法
一般的には、カメラの設定メニューからホワイトバランスの設定項目を探し、「オート」を選択します。

○マニュアル設定の設定方法
カメラの設定メニューからホワイトバランスの設定項目を探し、ホワイトバランスの種類(「太陽光」「曇り」「日陰」「蛍光灯」「白熱灯」など)を選択します。また、必要に応じて、色温度を調整することもできます。

○プリセット設定の設定方法
一般的には、カメラの設定メニューからホワイトバランスの設定項目を探し、プリセットの種類(「太陽光」「曇り」「日陰」「蛍光灯」「白熱灯」など)を選択します。

◇◆まとめ◆◇
ホワイトバランスは、カメラを始めたばかりの方には基礎知識として知って頂きたいです。そして、暫くはオートで撮影していき、マニュアル操作や構図が充分に身に着いてから深堀しても遅くはありません。ホワイトバランスを正しく設定することで、より自然で美しい写真を撮影することができますが、オートでも充分に適した色温度に設定してもらえます。

もし理解を深めたいという場合は、Lightroomでの編集の際に値を調整できる箇所がありますので、屋外屋内での設定の違いを見比べるでも勉強になるかと思いますので、是非お試しください。

どうぞお試しください!

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