撮影機材よりも大事!写真が上手くなる光の基礎知識

基礎知識

今までカメラの操作や構図について話してきましたが、撮影で一番重要な光に関しての解説をしていきます!
光を使いこなせるだけで機材に頼らず、素敵な写真も撮影が出来ます!

それらの話を読みたい方は下記のリンクからご覧ください

【「カメラ初心者」から脱出したくないなら見ないでください。マニュアル操作編】
https://hikomaru-photo.com/?p=31

【初心者必見!スマホだけでも学べる写真上達講座・構図編】
https://hikomaru-photo.com/?p=38

カメラで写真を撮るとき、光は最も重要な要素のひとつです。光の向きや強さによって、写真の印象は大きく変わります。そのため、初心者カメラマンはまず、光の基本を学ぶことが大切です。

◇◆光の種類◆◇
光には大きく分けて、自然光とストロボ光の2種類があります。

○自然光
自然光とは、太陽や月などの自然から発せられる光のことです。自然光は、写真の雰囲気を左右する重要な要素です。
自然光には更に、順光、逆光、サイド光の3種類があります。

➡順光
被写体に正面から当たる光のことです。順光は、被写体の輪郭をくっきりと表現し、明るく明るい印象の写真になります。 

➡逆光
被写体に背後から当たる光のことです。逆光は、被写体の輪郭をぼかす効果があり、幻想的な雰囲気の写真になります。 

➡サイド光
サイド光とは、被写体の横から当たる光のことです。サイド光は、被写体の立体感を強調する効果があり、ドラマチックな印象の写真になります。 

・自然光のメリット
自然光は、無料で手軽に使えるというメリットがあります。また、太陽の動きによって、時間帯や天候によって、さまざまな表情を見せてくれるのも魅力です。

・自然光のデメリット
自然光は、天候や時間帯によって、光の強さや質が変化するというデメリットがあります。そのため、撮影の際には、光の状況をしっかりと把握しておくことが大切です。

○ストロボ光
人工的に光を発生させる装置から発せられる光のことです。ストロボ光は、自然光では難しい光のコントロールが可能というメリットがあります。

ストロボ光のメリットは、以下のとおりです。
・光の強さや質を自由に調整できる
・逆光や暗い場所でも明るい写真を撮ることができる
・被写体の動きを止めることができる

ストロボ光のデメリットは、以下のとおりです。
・バッテリーの消耗が早い
・光が硬く、写真が平面的になりやすい
・周囲の光を消してしまうことがある

ちなみに自然光の部分で説明した順光、逆光、サイド光はストロボでも表現が可能です。
スタジオ内(屋内)や夜撮では特にストロボを使う機会が多く、ストロボのセッティングが重要になってきます。

◇◆光の使いこなすPOINT◆◇
光を使いこなすためには、以下のポイントを押さえましょう。
・光の種類や向きによって、写真の印象が変わることを理解する
・自然光のメリットとデメリットを理解し、撮影の際には光の状況をしっかりと把握する
・ストロボ光のメリットとデメリットを理解し、状況に応じて使い分けるようにする
・練習あるのみ

光を使いこなすためには、何度も練習することが大切です。さまざまな場所や時間帯で撮影を重ねて、光の変化を体感しましょう。

◇◆初心者カメラマンのおすすめの練習方法◆◇
・1日1枚、光の変化を意識して写真を撮る
・季節や時間帯によって、光の変化を比べてみる
・ストロボ光を使って、光のコントロールを練習する

光を学ぶことで、写真の表現の幅が広がります。ぜひ、上記のポイントを参考に、光を使いこなすカメラマンを目指しましょう。

◇◆補足◆◇
順光、逆光、サイド光などはビデオライトなどでも再現は可能です。
一度撮影に臨む前にフィギュアなどを使って、どの位置に光源を置けば、どのような表現が出来るかなど見るのも勉強になるかと思います。

是非お試しください!

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